日本の英語教育についてやはり新たな問題点が浮上してきました。
2023/1/17
こんにちは。今週からまた寒さがもどるようです。
ちょっと残念な記事を見たのでまた長めにつぶやきますね。
ここ数年、日本では小学校とかで英語教育をどちらかというと話すことと聞くことにシフトしつつあります。これがまたおそまつで、今度は書くことと読むことがおろそかになってきているようです。小学校ではカリキュラムの都合上、英語にそこまで時間を割くことができません。ですから、話す・聞くの作業も中途半端になり、さらに中学校に入ると今度は受験対策メインで書く・読むが基本になります。結果としてとっても中途半端な英語が出来上がり、子供たちもどんどん英語が分からなくなってくるという現象が起こり始めてるようです。これを打開しようにも、ネイティブの英語の講師は結構人件費が高いですし、英語よりも国語や算数に力をいれたいのもよくわかります。
地域によっても違うと思いますが、一クラス40人くらいと考えるとその中でみんなに公平に英語を教えることってとっても難しいです。話を聞かない子供たちもいますしね。そんな環境で日本語も完璧でない外国人が一人で教えるのはかなりしんどいはずです。
なんとか一クラスの人数を減らして、クラス数を増やすことで対応できないものですかね。
例えば会話のクラスと勉強のクラスを分けるとか。外国はチュートリアルという少人数のクラスとレクチャーという大人数のクラスが連続で行われることで不足分をカバーしています。日本でもそれをすれば、外国人の雇用率もあがり、日本で生活していける外国人の数を増やすことができますし、子供たちの英語教育ももっといろいろチャレンジしていけそうな気がします。ここ岩沼市では、ALTの先生が掛け持ちで4つの小学校を見ているようですが、それでは個々の生徒たちに対して多くの情熱を与えることはできません。なんでそんなにネイティブの先生たちが少ないのでしょうね。クラスの数を今の倍に増やせばもう3,4人の先生が必要になり、それだけたくさんのレッスンを提供できるようになります。当教室は一クラス10人から12人でやってますが、そのくらいが丁度よいそうです。
もちろん、時間は限られていますから、例えば、チュートリアル30分+レクチャー30分みたいな感じでしょうか。少子化になって使っていない教室も有効活用できると思います。語学の習得は算数のようにパッと閃いてなんとかなるのもでもありませんよね。何か打開策を見つけていかなければ日本の英語はここからさらに悪い方向に進んでいくような気がしてならない本日の社長でした。