ダブルフォニックスについて考えてみました。
2022/11/30
こんにちは。岩沼でもコロナウイルスが蔓延しまくっている今日この頃です。
前回はシングルフォニックスでしたが、今回はダブルフォニックスについて簡単に説明しますね。
とっても複雑なので今日は最も単純な例でダブルフォニックスを説明します。
シングルフォニックスは単純に a からzまで一個づつの発音でしたが、ダブルフォニックスは
例えば、aとbがくっついてabとなったときのお話です。ab でもac でもadでもなんでもいいです。このabにほかのいろいろな音をくっつけると考えてください。ちなみにフォニックスの場合はabの発音は「エービー」とはならない点注意してください。とても短い「a」ととても短い「b」の音がくっついているイメージです。
ab の前に t, l, c, crなどの音をくっつけると、それぞれ tab, lab, cab, crabとなりますよね。つまり、ab を基本として、それにほかの音をくっつけてあげると様々な違う意味の単語が出来上がるということです。これは日本語でも同じです。日本語の場合はひらがなの組み合わせです。ひらがなの「あ」に「い」をくっつけてあげたら 「あい(愛)」、ひらがなの「あ」に「う」をくっつけてあげたら「あう(会う)」になりますね。
じゃあ、今度は 「ad」でやってみましょう。
ad に s, b, dなどをくっつけてみてください。それぞれ、 sad(悲しい)、bad(悪い)、dad(お父さん)のようになりますね。
Abは最も簡単な例ですが、今度は3つのアルファベットをくっつけてみます。
例えばickです。 ick にs, p, tをくっつけてみてください。どうですか?なんとなくわかってきましたね。私たちは英単語を学んだときに、最初からsickは病気、pickは拾うなどと単語の意味だけを学んできましたが、フォニックスを学ぶことできれいな英語らしい発音も学ぶことができます。ほとんどの日本人がsickは「シック」と発音するでしょうが、その発音は正しくありません。なぜなら以前も話しましたが、シックという発音には母音が2個含まれてしまうからです。「SIKKU」の発音ですね。このようにフォニックスというのはこれまでの日本の英語教育とは少し異なるアプローチで英単語を学ぶツールです。なぜなら、その単語の意味を知らなくても発音が聞けて書けるようになってしまうからです。
日本の暗記に頼る勉強方法もなしではないですが、このように理論的に学習する方法も取り入れていってほしいですね。と思う本日の社長でした。
たいへん申し訳ないのですが、フォニックスはとっても奥が深く、私の英語の知識ではすべてのフォニックスのパターンを端的にお話することは難しく、とっても単純な例を今回はご紹介するだけになってしまいました。もう少し勉強してほかのパターンもしっかり説明できるように私も頑張りたいと思います。